不動産問題
設備の劣化・老朽化による事故。賠償責任を負うのは管理者だけではありません。
2018年4月19日
今年(2018年)2月13日、前橋市内の温泉施設において、天井付近に設置されていた金属製の部材が老朽化により落下し、利用客が顔を負傷したという事故がありました。顔を15針縫う怪我だったそうです。 13日午後4時半ごろ、前 […]
隣の木の枝が、我が家に侵入してきたら。 枝は切ってはダメだが、根っこはOK。木の実は勝手に食べてはいけません。
2018年3月16日
(※追記 こちらの記事で解説している民法233条の規定は2018年当時のものであり、改正(2023年施行予定)により内容が変わっています。 改正の詳細についてはこちらの記事(【令和3年民法改正】隣地の樹木の枝や根が越境、 […]
建築基準法・消防法違反の建物の所有者の責任 高額の損害賠償責任や刑事責任を負うこともあります
2018年2月6日
1月31日の深夜に札幌市で起きた共同住宅での火災事故ですが、結果的に入居者16人中11人が亡くなるという、痛ましい結果となってしまいました。 火災の原因はいまだはっきりとはしていませんが、当該建物は建築基準法や消防法の基 […]
【空き家問題】区が不在者管理人制度を利用し、費用負担なしで空き家の解体に成功した事例
2017年12月1日
本日の日経新聞の記事で、大田区が、不在者財産管理人制度を利用して、空き家を解体させた例が紹介されていました。 空き家対策特別措置法施行を受けて行政代執行で空き家を取り壊す例が出つつあるが、民法の規定を使う例は珍しいとい […]
ビル看板の落下事故に関する店舗管理者の刑事責任
2017年11月22日
建物やその付属設備に何らかの欠陥があったり管理が不十分だったりする場合、それによって事故が発生して人的・物的損害を生じさせてしまったときは、誰が損害賠償責任を負うのでしょうか。 この点については民法第717条が規定してお […]


