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地面師案件に関与した司法書士・弁護士の責任は? 最近の裁判例より③
2019/5/6
前々回、前回に引き続き紹介するのは東京高裁2018年(平成30年)9月19日判決(判時2393・2394号36頁)。 前回の判決と同一の詐欺事件ですが、そちらでは買主が弁護士を訴えていたのに対し、こち ...
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地面師案件に関与した司法書士・弁護士の責任は? 最近の裁判例より②
2019/3/29
前回の記事でも紹介したように、司法書士等が、売主に成りすました地面師を偽物と見抜けずに本人確認情報を提供してしまうと、損害賠償責任を負うことがあります。 この種のトラブルは絶えません。 今回紹介するの ...
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地面師案件に関与した司法書士・弁護士の責任は? 最近の裁判例より①
2019/2/17
近年、地面師が絡む不動産詐欺事件が話題になることが再び増えています。 こうした不動産取引に関する詐欺事件では、犯人らが責任を負うのはもちろんですが、関与した司法書士や弁護士が損賠賠償責任を問われること ...
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破産し免責された債権は時効にかからない? その場合の抵当権の登記の抹消方法について。
2018/4/23
不動産に抵当権の設定登記がされていても、被担保債権が時効により消滅すれば、抵当権も消滅しますので登記を抹消することができます。 では、被担保債権が時効にかからない場合はどうでしょうか。 実は、主債務者 ...
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不動産取引を舞台にする「地面師」とは 詐欺の手口や背景、対策について
2017/11/13
最近、「地面師」という言葉がニュースをにぎわしております。 地面師とは、土地の取引を専門とする詐欺師をいいます。 実行役が土地の所有者になりすまして売買契約を結び、代金を詐取するというケースで、ここ最 ...
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相続した未登記建物を売却・解体するには
2017/10/17
親から相続した土地に建物が建っているのだが、法務局で調べても建物の登記簿が見当たらない――という相談を受けることがあります。 「見当たらない」とはどういうことなのか。 古い建物の場合は、単純に検索が困 ...
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解決のための法的手段――土地の「所有者不明」問題③
2017/9/29
前々回(「所有者不明の土地」という問題① なぜ所有者が不明になるのか)、前回(「所有者不明の土地」という問題② どのような問題が起きるのか)と、所有者不明の土地が生じる経緯やそれによって生じる問題を考 ...
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所有者不明土地が引き起こす問題――土地の「所有者不明」問題②
2017/9/27
前回は、なぜ「土地の所有者が不明」という事態が起こるのかについてでした。 長期にわたって相続登記手続が放置されたため、元の所有者が亡くなった当時の情報が分からず、したがって現在の所有者(相続人)が誰だ ...
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なぜ土地の所有者が不明になるのか――土地の「所有者不明」問題①
2017/9/25
最近では、毎日のように「所有者不明の土地」の問題がニュースで扱われています。 全国の土地の2割、所有者不明か 九州の面積上回る(日経新聞・2017年6月21日) 「所有者不明土地」が九州の面積を超える ...
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放置されてる昔の仮差押登記を発見したら
2017/3/1
土地の相続などの際に初めて登記簿を見ると、聞いたことの無い登記がされていることがあります。 以前の記事でお伝えした大昔の抵当権の登記もそうですが、「仮差押え」の登記が残っていることもあります。 抵当権 ...