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三為とは?(新)中間省略登記とは? 基本を簡単に解説します
2020/5/20
不動産売買の話で出てくる「三為」(さんため)や「(新)中間省略登記」とはどういう意味でしょうか。 三為とは、かつての「中間省略登記」が禁止されたためこれと同様の結果を生じさせるために編み出された手法の ...
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【最高裁判決】地面師案件における司法書士の第三者(中間買主)に対する責任について②
2020/3/12
前回に引き続き、2020年(令和2年)3月6日の最高裁判決について。 当事者等の関係図を再度貼っておきます。 一審ではY司法書士の責任は否定されましたが、控訴審では責任が認められました。 そこで、Y司 ...
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【最高裁判決】地面師案件における司法書士の第三者(中間買主)に対する責任について①
2020/3/11
2020年(令和2年)3月6日、最高裁第2小法廷にて興味深い判決が言い渡されました。 所有権移転登記の連件申請において、前件の売主が地面師の成りすましだったため結局移転登記ができなかったという事案にお ...
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地面師案件に関与した司法書士・弁護士の責任は? 最近の裁判例より③
2019/5/7
前々回、前回に引き続き紹介するのは東京高裁2018年(平成30年)9月19日判決(判時2393・2394号36頁)。 前回の判決と同一の詐欺事件ですが、そちらでは買主が弁護士を訴えていたのに対し、こち ...
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地面師案件に関与した司法書士・弁護士の責任は? 最近の裁判例より②
2019/3/29
前回の記事でも紹介したように、司法書士等が、売主に成りすました地面師を偽物と見抜けずに本人確認情報を提供してしまうと、損害賠償責任を負うことがあります。 この種のトラブルは絶えません。 今回紹介するの ...
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地面師案件に関与した司法書士・弁護士の責任は? 最近の裁判例より①
2019/3/28
近年、地面師が絡む不動産詐欺事件が話題になることが再び増えています。 こうした不動産取引に関する詐欺事件では、犯人らが責任を負うのはもちろんですが、関与した司法書士や弁護士が損賠賠償責任を問われること ...
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破産し免責された債権は時効にかからない? その場合の抵当権の登記の抹消方法について。
2018/4/24
不動産に抵当権の設定登記がされていても、被担保債権が時効により消滅すれば、抵当権も消滅しますので登記を抹消することができます。 では、被担保債権が時効にかからない場合はどうでしょうか。 実は、主債務者 ...
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不動産取引を舞台にする「地面師」とは 詐欺の手口や背景、対策について
2019/2/17
最近、「地面師」という言葉がニュースをにぎわしております。 地面師とは、土地の取引を専門とする詐欺師をいいます。 実行役が土地の所有者になりすまして売買契約を結び、代金を詐取するというケースで、ここ最 ...
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相続した未登記建物を売却・解体するには
2017/10/18
親から相続した土地に建物が建っているのだが、法務局で調べても建物の登記簿が見当たらない――という相談を受けることがあります。 「見当たらない」とはどういうことなのか。 古い建物の場合は、単純に検索が困 ...
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解決のための法的手段――土地の「所有者不明」問題③
2018/10/25
前々回(「所有者不明の土地」という問題① なぜ所有者が不明になるのか)、前回(「所有者不明の土地」という問題② どのような問題が起きるのか)と、所有者不明の土地が生じる経緯やそれによって生じる問題を考 ...